音読の上達?

 授業では、毎回必ずロシア語の音読をさせられる。最近は授業の時間は増えていないのに、読まされる量が増えてきた。読み方がそれなりにスムーズになったのと、細かい発音はあまり注意されなくなった(先生は矯正するのを諦めたのか?)からかもしれない。

 先生にはイントネーションに気をつけて読んで、と口を酸っぱくして言われている。先生の真似をしているつもりなんだが、これがなかなかね。先生の真似をノンネイティブがやり過ぎると、わざとらしいし。しかし、せっかくだから目指せモスクヴィッチのしゃべり方。

 発音に関しては、簡単な音、つまり日本語にも同じかあるいは似たような音がある音ほど、先生に直される傾向があるようだ。昨日は、「У」の音を直された。意識して唇をつぼめないと、日本語の「う」の発音になってしまうから、気をつけないと。

 「Ы」はかつてそればかりしつこく直されたが、最近は上手に誤魔化せるようになったみたいで、直されることはなくなった。「Ш」と「Щ」は微妙な違いではあるが、意識して使い分けるようにしている。正しく使い分けが出来ているかどうかは分からないけどね。

 音読は独りでも出来るが、先生の前で読み、片っ端から訂正していってもらえるのは本当に有難い。さすがに昔と比べるとだいぶスムーズに読めるようになって来たのが自分でも分かる。特に初めての文章を読む時のたどたどしさが、だいぶ改善された。あたしの上達は本人よりも、先生の方が喜んでいるような気もする。

 これで気合を入れて自分で練習したりしたら、もっと上達するのだろうが、他の趣味に最近情熱を燃やしているので(スマートフォンいぢり)、なかなかロシア語の練習のやる気が起こらない。せめて宿題と、先生との練習をしっかりやるようにしている。