イワンとおしゃべり

 今、ロシア語の先生のところに、ロシアから両親が遊びに来ている。スカイプでの授業中、先生がお父さんから話しかけられ、先生がそれにちょろちょろ答えていたのだが、「ちょっとしゃべってみる?」ってことになり、モニターに突然イワンが登場。

 いや、お父さんの本名はイワンじゃないけれども、そういう感じの風貌だったのだ。ワーニャじゃなくてイワン。ミーシャの親友の白クマチックなダンディーというか(エロイカネタですみません)。本名はニコライかアレクセイかなんかだっと思う。もう忘れたけど。

 あたしはどの言語も聴き取りが苦手なので、先手必勝、向こうがしゃべらないようにこっちがどんどんしゃべる(そうすれば相手の話を聞かなくて済むので)ことにしているので、いきなり「こんにちは、私の名前はXXです、日本人です!」と突然しゃべり出してみた。

 イワンもニコニコ笑いながら「私はXXです、モスクワに住んでます。」とかあたしにも聞き取れるような内容のことをしゃべってくれた。いやあ、相手の言ってることが理解でき、自分の言ってることが相手に通じると、本当に楽しいね!

 最後にイワンが何を言ってるのか分からなかったので、さっと先生が通訳してくれた。ロシア語を勉強にしてくれてるなんて嬉しいよ、とかそんなことを言っていたと思う。

 あたしがちょっとだけどロシア語で即効でおしゃべり出来たため、先生も嬉しそうだった。これが教師の醍醐味でもあるんだろうなあ。