ロシア語授業36回目

 先生と一緒にやった練習問題の中に、なかなか興味深いものがあった。

 右側と左側にそれぞれ未完成の短文が並んでいるので、正しいパートナーを選び、必要に応じて動詞と名詞の格を直しつつ、文を完成させるというものである。

 「一日中ウォッカを飲む」という短文があったので、「おばあさんが家で」と繋げたら、先生に違うと言われてしまった。正解は「おじいさんが家で」であった。ちなみにおばあさんのパートナーは、「(椅子に)座って、噂話をする」であった。逆でもいいのにねえ。

 ところで、先生は、あたし以外に生徒がいない様子だったが、最近語学学校かなんかで教え始めたらしい。そのせいであたしの授業が週一回になったわけだが、先生の希望か、勤務先の希望かどうかは分からないが、学校で教える曜日が変わり、また以前のように週二回教えてもらえることになった。

 学校で習うのもいいですよね〜仲間がいて、とあたしが言ったら、あたしが受けているこの個人授業の方が安いし、内容もいいわよ、みたいなことを言っていた。語学学校では、あまり納得のいく教え方をさせてもらえてないような雰囲気であった。

 先生は複数の教科書や自分で作成したプリントを駆使して、先が読めない独特の順番で授業で進めていく。例えば、対格と前置格を一通り終えた後、次の格へは行かずに、動詞の完了・不完了を学習し始めたり。きっと彼女なりのこだわりがあるのだろう。



 閑話休題

 同僚のロシア人が、「私は残念である for the delay」というメールを送って来たので、つい対抗意識を燃やし、「Нечего! Спасибо!」という文章をタイプするためだけに会社のPCにロシア語入力を設定してしまった。

 この同僚に、「ロシア語は少ししか理解出来ません」とか「気にしないで」などと、いきなりロシア語で話しかけてみたら通じたので嬉しかった。先生に通じても、先生はあたしのロシア語に慣れているので、ロシア人に通じるとは言えないからなあ。



 そうそう、この前、「Hero」(ヒーロー)が「Него」(ニヴォー)に見えた。あはは。英語スペイン語ロシア語の知識が中途半端なせいで、全てが頭の中でごっちゃになってる感じ。いつか考えなくても切り替えられる日が来るのだろうか。




 コメントを2つもいただいて、嬉しくなったので更新してみました(単純)。毎回授業の後に更新しようと気負わずに、気が向いたらペースでの更新になりますが、よかったらお付き合い下さいませ。


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