ロシア語授業29回目

 英語や日本語に訳すと同じ意味になるが、ロシア語だと同じ意味にならない動詞の使い分け練習。例えば「забывать」と「забыть」。完了と不完了のことだと思うが、先生は今のところそういう言葉を使っていない。

 練習のために訳した文章をここに転載しておく。

Я думаю, что завтра учитель снова забудет моё имя. - Да, он и моё имя забыл!

明日、先生はまた私の名前を忘れると思うよ。ーそうだね、私の名前も忘れたもんね。

 英語や日本語に訳すと同じ「忘れる」になってしまうが、微妙にニュアンスが違うようだ。

 あと、後半の「он и моё имя забыл」だが語順がちょっと面白い。日本語も語順が変っても意味は変らないが、ロシア語もそうだと感じる一文。英語風に考えたら「彼と私の名前が忘れた」という意味不明の文章になってしまう。

 順番に拘らずに、主語に対応する述語となる動詞を探すしかないが、ネイティブが普通に書く文章って、きっとこんなのばっかりなんだろうな。