完璧な教科書

 英語もスペイン語もロシア語も、他人からして見たら違いがよく分からないような、似たり寄ったりの教科書や問題集を何冊も持っている。最後まできちんと終わらさせた物はほとんどないと言ってよい。

 しかし、Aという教科書の説明で理解出来なかったことが、Bの解説で分かったりすることもあるから、似たような教科書を何冊か持つ事は、一概に悪い事とは言えないと思うのだ。または、その逆に、Bで触れてもいなかった内容が、Aではしっかり説明されていたりすることもある。

 要するに一冊で全てをまかなえる完璧な教科書にはなかなか巡り会えないと思うのだ。人によって本に求めるものも違うしね。

 という訳で、今日も完璧な教科書探しが続く。本を買うのが昔から好きなので、これはこれで実は楽しい。場所は取るし、お財布にも優しくないけど。