半分ネイティブ
娘の日本語の覚え方はネイティブと同じであるが、ネイティブほどの日本語能力はない。加えて勉強嫌いである。そんな娘に、日本語を外国語として理屈で教えるわけにもいかないため、ちょっと教え方の工夫が必要かもしれない。
「みんなの日本語」を使って文型練習をしているが、娘は、こそあどの使い方や並立を表す助詞の「も」などは既に理解していて、意識せずに使い分けることが出来る。ただし、「8時『で』起きました」なんて言ったりするので、助詞をきちんと理解しているわけではない。とにかく中途半端である。
内容を文法的に説明しようとすると、娘はとても嫌がり、途端にやる気を失くすので、何度も繰返し正しい文章を言わせて覚えさせるしかないかな。そういう意味で、難しい文法用語を使わないこの教科書は使いやすいような気がする。
ところで、娘は、ひらがながほとんど読めるようになったため、ふりがな付きの「みんなの日本語」がところどころ読めるので、とても楽しそうだった。あたしがお手本として読もうとすると、「あたしが読んでるの!」と怒られてしまうのだ。こういうところで娘のモーティベーションを維持させていこう。
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