「Ж」の発音と筆記体

 2回目の個人授業を受けて来た。

 今日は、「Ж」の発音に手間取った。先生は優しく、根気よく付き合ってくれたが、どうしても「Д」の音が「Ж」の前入ってしまっているとのこと。何度も言っているうちに先生の言っている意味が分かったが、口が強張ってしまって、どうしても正しく発音出来ない。

 手を変え、品を変え、色々な方向から発音を試したところ、「ИНЖЕНЕР」を発音している時はきちんと発音が出来ている事が分かった。この単語で繰り返し練習するように言われた。頑張るぞ。

 また、筆記体の練習をしている時に、「ЛЛ」と「Л」が2つ続き時の書き方を細かく直された。英語式に書いてしまうと「ЕЕ」に見えてしまうので、「Л」の前後にハネをつけなくてはいけないのだ。こんなことは教科書に書いてなかったな。先生についていてよかったと思った瞬間である。

 その他には、「О」から次の文字への繋ぎ方がちょっと間違っていて、「А」に見えるとの指摘を受けた。先生に「О」をまた書いてもらい、その様子を見ていたので、これは分かった。もう大丈夫。

 あとはひたすら練習だ。早く活字体より早く書けるようになりたい。じゃないと筆記体の意味がない。

 ところでうちから車で5分もかからない所にロシア料理レストラン兼バーがあるのを知った。灯台下暗し。先生に訊いてみたら、行ったことはないが聞いたことはあるとのこと。もし行く機会があったら、ちゃんとしたロシア料理かどうか見て来てくれるそうだ。