標準ロシア語入門

 「しっかり学ぶロシア語」は14課(4種類の「行く」という単語の使い分け)までさらっとやった。CDの吹き込みが速過ぎるところと、各課で扱う新出単語の個別音声データがないところが、不満と言えば不満である。

 そんなところに、社長さんお勧めの「標準ロシア語入門」が手元に届いた。このCDの吹き込みスピードは、正にあたしが求めていたものである。これならストレスなく音読が出来そうだ。覚えなくてはいけない単語の数もそれほど多くはないし、個別にきちんと読上げてくれる。

 「標準・・・」で音に慣れ、基本的な語彙を覚えてから、「しっかり・・・」に戻り、ネイティブスピードに近いロシア語に触れ、語彙を増やし、細かい文法事項を仕上げるのがいいかも。

 ロシア語学習はまだまだ暗闇で手探り状態である。とにかく基本的な動詞の活用だけは避けて通れない関門なので、何も考えずにどんどん暗記するようにしているが、今後使用する参考書や勉強方法が変るかもしれない。

標準ロシア語入門

標準ロシア語入門

Verb Wheel

 大学で使っていたスペイン語の教科書に「Verb Wheels」というものが付いて来たが、これがとても優れもの。

 例えば書く(Escribir)という動詞の上に矢印を置く。すると、窓の中に左から、直説法現在、接続法現在、分詞、未来、直説法過去、下に行って命令、接続法過去・未来、また下に行って、直説法線過去の順番に活用が表示されるのである。

 今でもこれで動詞の活用を確認することがたまにあるが、いずれはこんなのを使わなくても動詞がパパッと出て来るようにしたいもんだ。

 ちなみにアマゾンで同じ物が売ってる(こちら)。フランス語のヤツもあるみたい。