ロシア語は難しいか

 明鏡国語辞典によると「難しい」の意味は以下の通りである。

  1. 事態を処理したり、実現したりすることが容易でないさま。困難だ。「予定通り進めることは―」⇔たやすい・易しい
  2. 複雑で容易には理解できないさま。難解だ。「彼の理論は―」「―漢字を書く」⇔易しい
  3. 少しでも処置を誤ると最悪の状態に陥るおそれもあるさま。「―立場に立たされる」


 一般的に言われている1番の意味で言うと、ロシア語は難しくないと思う。入門・初級段階でロシア語を難しいと感じる人は、覚えることの多さに圧倒されて「難しい」と感じているだけのような気がする。暗記しなくてはいけない事項が多い事=難しいという図式は、単純には成り立たないと思うのだが、どうだろう?

 ちなみにスペイン語の動詞変化の暗記に関しても同じ事が言えそうだ。


 但し、規則の数に応じて、知識を正しく理解して、実際に使う方法も習得といけないため、その観点から言えば、覚えなければいけない規則が多ければ多いだけ、2番の意味では難しいということにはなる。
 

 また、暗記しなくてはいけない規則が多いと、頭の中で沢山の規則がこんがらがって、誤用の可能性も高くなりそうなので、3番の意味でも難しいと言えるかな。


 ・・・あれ? じゃ、難しいじゃん(爆)


 必要な知識をまだ着けてもいないあたしがこんなことを言うのもおこがましいが、何となくそんなことを考えていた。暗記しなくてはいけない知識の数に圧倒されて、単純に「難しい」と感じないようにしよう!本当に難しいと言えるのはその後だ!