発音とイントネーション

 今までどうも「Ч」の発音がよく分からず、日本語の「ち」で適当に済ませていた。で、ある日、授業を受けている時、何かの拍子に「Ж」や「Ш」の仲間だということに気が付いた。舌をそらせないといけないわけね。これから気をつけて発音しよう。

 日本人が苦手とする「Р」は、スペイン語の時に散々練習したので、なんとなく出来る。あくまでなんとなくそれらしい音を出せるだけで、好きなだけ「rrrrrr...」と際限なく舌を振動させられるわけではない。舌が数回申し訳程度に振動するレベルである。

 スペイン語で巻き舌を注意されたことはないが、ロシア語では舌の振動が少ないとたまに言い直しさせられることがある。スペイン語には振動させる「R」とほぼ振動させない「R」の両方あるので、別にそれほど振動させなくてもいいのかもしれないが、ロシア語には舌を振動させる「Р」しかないようなので、しっかり振動させないといけないのだろう。

 「Т」や「Б」の後に巻き舌音が来ると気持ちよく舌が振動するため、こういう音のすぐ後の「Р」は、先生に「Very good!」とほめられることがある。「Т」や「Б」以外の場所でも舌を振動させられるよう、練習を続けよう。

 スペイン語でもそうだったが、どちらかと言うと「л」の発音の方がよく注意されるかも。「Х」や「Ж」はほとんど注意されなくなった。「Ы」と「У」の使い分けもいちいち注意されることはなくなったが、後者はこの練習をするといいわよととある練習方法を勧められたので、正直言ってまだまだなんだろう。

 しかし、先生は、個別の発音よりも、全体的なイントネーションにこだわっているような印象を受ける。全体的なリズムや声の上げ下げがネイティブに近ければ、発音のまずさはかなり誤魔化せるのかもしれない。

 何にせよ、沢山音を発して、沢山先生に直してもらおう。