初めての授業

 実はなんちゃってボランティア日本語教師として授業を既に2回行って来た。授業とも言えない、日本語の練習の時間という感じである。

 生徒というか日本語教授の練習相手の1人目は、既に初級の過程を半分ほど終わらせた中国系アメリカ人である。いつかきちんとしゃべれるようになりたいらしく、現在大学でクラスまでとっている。結構マジだ。超初心者ではなく、既に基礎の日本語はある程度理解しているので、復習として、あたしの授業に入門部分から付き合ってくれている。

 てきぱきと授業を進められるよう、どういう順番で練習をやらせるか、細かく書いていったのに、いざとなったら間違えてしまった。事前確認をもう少しきちんとやろう。

 もう1人は、英語の先生として日本へ行きたいと願う、さわやか白人青年である。一応、ひらがなカタカナは覚えるけど、うーん漢字はどうしよう、文法もちょっとねえ・・・それより口語の表現を知りたい、という感じ。とはいえ、ローマ字で書かれた教科書と、日本語のCDで独学でかなり勉強していることは勉強している。

 さて、どうやって授業を進めようか。実は、授業そのものより、どういう風に授業を進めるか、レッスンプランを立てるのがとても楽しいので、今は、「なめらか日本語会話」を元に会話の練習スキットを色々考え中。

 すでに日本語学習者たち2人から質問を受けたが、日本人としては考えてもみたことのない内容であった。1つ目は、「げつ」と「がつ」の使い分けの違い。もう1つは何故「カタカナ」をわざわざ使うのか?

 うーん、英語でどうやって答えよう・・・。答えはなんとなく分かるんだけど、きちんと説明出来るよう、まずは自分の知識を整理しないと。

なめらか日本語会話CDつき

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