デルス・ウザーラ

 「デルス・ウザーラ」というロシア(というかソ連)映画を見た。ソ連映画だけど、監督は黒澤明。ロシア語を勉強していなければ、おそらく観ようとは思わなかった映画であろう。

 黒澤監督の映画はまともに観た事がないのでよく知らないが、映像のキレイな映画だった。何はさておき、シベリアの自然、厳しすぎ。

 Captainとデルースの友情が、何よりも素晴らしかった。でも終わり方が好きじゃないなあ。「かぴたん」というデルスの声が頭から離れない。

 英語字幕で観たんだけど、字幕でのデルスの台詞は「Me hunt animal」みたいなブロークン英語なので、オリジナルのロシア語もかなりブロークンなんだろうなと想像がつく。しかし、全般的に出演者のしゃべり方はあまり早くないので、聞取りの練習によさそうだ。