耳に飛び込んで来た格変化

 ロシア語は、とにかく聞き慣れない言語なので、音に慣れるという目的で、NHKのロシア語ラジオニュースを毎日聞き流すことにしている。

 そこで人名や地名などだけはかろうじて聞き取れる時があるわけだが、そこで1つ気が付いた。

 あたしの耳には「バカ」と聞こえる音で終わる地名だか人名だかが聞こえて来た。盛んにバカバカ言っているので、面白いなあと思って耳をすませていたら、同じ名前のはずなのに別の機会には「バケ」かなんかに化けていたのだ・・・失礼。

 これが名詞の格変化ってヤツであろう。

 しかし、これが口からよどみなく出て来るようになるまで、一体どれくらいかかるんだろう。ただ、覚えるだけじゃなく、考えなくても使えるようになるまでにはとにかく時間がかかりそうだ。