Trasvesuras de la niña mala

 バルガス=リョサ氏の割と最近(2006年)の作品。パリ在住のペルー人翻訳・通訳者が主人公。主人公の同僚には、12ヵ国語(日本語も含む)も話せるスペイン系ユダヤ人がいたりして、作者も外国語が好きなんだろうなと思える部分がある。

 なるべく辞書を使わないようにして一日数ページずつ読んでいる。分からない単語がどどっと出て来る部分は多々あるが、重要じゃなさそうな箇所だったら、そのまま読み飛ばしている。分からない単語もなんとなく推測出来る時があるので、そういう「勘」を大切にして読み進んでいる。

 半分弱のところまで来たが、これから舞台がパリから日本へ移りそうだ。日出づる国は、スペイン語で「el país del sol naciente」と言うようだ。なるほど。

Travesuras de la niña mala / The Bad Girl

Travesuras de la niña mala / The Bad Girl